「このままだと、妊娠しても危ないよ?」
私は36歳で不妊治療を始めたばかりでしたが、医師に言われたこの言葉がきっかけでダイエットを始めることになりました。
その時の私は体重88kg、36歳。
どう考えても健康体とは言えませんでした。
不妊治療を始めたばかりで、何をすればいいのかわからなかった私は、まず“ダイエット”からスタートすることになります。
そこから4か月半で10kg痩せて現在は78kg。医師から絶対と言われていた「BMI35以下」も無事クリアしました。
体重が落ちるにつれて体調も少しずつ変わり、不妊治療への気持ちも前向きになれたことが嬉しくて、いまも治療と並行してダイエットを続けています。
この記事では、肥満の妊活リスク、10kg痩せるまでに取り組んだこと、そして36歳で不妊治療を始めた私の気持ちをまとめています!

同じように悩む誰かに共感してもらえたらうれしいです。
医師に言われた肥満が不妊治療に与える3つのリスク
医師から「体重を落としたほうがいい」と言われたとき、そうだよね~と思ったのが正直な話です。
BMIは35以上の肥満体ですから。。
肥満は妊娠しにくさだけでなく、妊娠後のトラブルにも関係してきます。
ここでは私が医師から説明された以下のリスク3つを載せていきますね。
医師に言われた肥満が不妊治療に与えるリスク① 生理周期の乱れと妊娠しづらさ

肥満は、排卵に関わるホルモン(FSH・LH)や女性ホルモンのバランスに影響する場合があるそうです。
具体的には、
- 生理周期が乱れやすい
- 排卵日が特定しにくい
- 黄体機能が弱くなる
といった変化が起きやすくなると言われています。
私自身、生理周期がずっとバラバラで「いつ排卵しているのかわからない」時期が長くあり、妊活のタイミングがまるで賭けのようでした。
肥満がホルモンバランスに影響することを知らなかったので、生理不順が妊娠しづらさにつながると知ったときは驚きました。
まず生活を整えて痩せることが土台になる、という意味がやっと理解できました。
医師に言われた肥満が不妊治療に与えるリスク② 妊娠中の血圧・血糖値が上がりやすくなる

妊娠中はもともと血圧や血糖値が変動しやすくなります。これは妊娠を維持するための自然な変化だそうです。
ただ、肥満があるとその変動が大きくなり、体への負担がさらに増えてしまいます。
その結果、医師からもよく説明される以下のようなトラブルにつながりやすくなると言われています。
- 妊娠高血圧症候群
- 妊娠糖尿病
どちらも母体だけでなく赤ちゃんへの影響もあるため、早めの管理や治療が必要になることもあります。
私が「このままだと妊娠しても危ないよ」と言われたのも、こうしたリスクを避けるためだったと説明を受けました。
医師に言われた肥満が不妊治療に与えるリスク③ 妊娠・出産で体にかかる負担が大きくなりやすい

妊娠すると、血液量の増加・心臓や肺への負担・関節への負荷など、全身が大きく変化します。
肥満があるとその負担がさらに大きくなり、妊娠〜出産のトラブルが増えやすくなると言われています。
例えば、
- 心臓や呼吸への負担が増える
- 帝王切開になる確率が高くなる
- 術後の回復に時間がかかる
- 産後の血栓症など、回復期のトラブルが増えやすい
医師から「このままだと妊娠しても危ない」と言われた背景には、妊娠中だけではなく出産・産後の安全面まで考慮してのことでした。

今不妊治療いただいてる病院の女医の先生が好きなんですが、BMIが高いと出産のリスクが高すぎて、「この病院では産めない」と言われてショックでした(涙)
近いし、いい先生だし、産むならこの病院が良い!と思ったのもあって、不妊治療と並行して痩せるために重い腰を上げたわけです(もっと早く痩せとけよ~とは私も思います…)
不妊治療でまず始めた3つのダイエット方法
不妊治療を始めるにあたって、いきなり大きな生活改善をするのは続かないと思い、まずは「無理なく始められること」だけに絞って取り組みました。
医師に言われたのも「無理なく、でも早く痩せる」という難題…笑
ここでは、私が最初の一歩として選んだ以下の3つの方法を紹介します。
不妊治療でまず始めたダイエット方法① 毎日体重を計ることから始めた

私がダイエットで最初に始めたのは、いちばん簡単な「毎日体重計に乗ること」でした。
運動ができなくても、食事管理ができなくても、体重計に乗るだけなら続けられると思ったからです。まずは“続けられる行動”を一つ作ることを大事にしました。
毎日体重を見る習慣がつくと、昨日との変化に気づけるようになり、「今日は少し歩こうかな」「野菜を多めにしようかな」と自然に行動が変わっていきました。
体重を計るときに気を付けたのは以下の2点です。
・毎回決まった条件で計る
・アプリで記録する
私は毎朝、起きてトイレに行ったあと、服を脱いだ状態で計ると決めました。
同じ条件で計ることで、正確な変化がわかります。
またアプリで記録しておくと、1〜2日は変わらなくても、1〜2週間の平均ではしっかり減っていることが分かるので、モチベーションの維持に役立ちました。
今までは太ったなって感じた時に体重を計ることをやめてからリバウンドしていたので今は食べ過ぎてしまった次の日でも必ず乗るようにして、調整するようにしています。
不妊治療でまず始めたダイエット方法② 「あすけん」で1日の摂取カロリーを記録

私が次に取り組んだのは、「あすけん」という食事記録アプリで1日の食事を管理することでした。
まずは現実を知るために、食べたものを正直にすべて入力してみるところから始めました。
自分では「そんなに食べていない」と思っていたのですが、実際に入力してみると、普通の日でも1日2000kcal近く食べていてびっくり。ちなみにこの時の私の基礎代謝は1500kcalほどでした。
さらに、ポテチ1袋を毎日のように食べていたり…。脂質の摂取量も圧倒的に多く、数字で見て初めて、これまでの食生活が体にどれだけ負担だったのかを理解しました。

1日にポテチ1袋、揚げ物、ジャンクフード、甘いもの…と食べる日もあり太るべくして太る生活をしてました
そこで、まずはカロリーを減らすためにできることから始めました。
- 野菜を一品足して、かさ増しする
- 温かいスープをつけて満足感を上げる
- ジャンクフードやお菓子の頻度を少し減らす
妊活的にも“健康的に痩せる”必要があったので、「食べない」という選択肢はありませんでした。だからこそ、量ではなく内容を変えることにしたんです。
妊娠に向けて体を整えている時期だからこそ、厳しいダイエットではなく、続けられる方法が大切だと感じました。
あすけんで自分の食生活の問題点を可視化したことは、妊活のためのダイエットにおいて大きなターニングポイントになりました。
不妊治療でまず始めたダイエット方法③ 歩数を増やして体を動かす習慣を作った

食事の次に取り入れたのは、とにかく歩く量を増やすことでした。
運動が苦手な私にとって、いきなり筋トレや激しい運動を始めるのはハードルが高く、「これなら無理せず続けられそう」と思えたのが歩くことでした。
それまで1日4,000歩にも届かないことが多かったので、まずは8,000歩を目指すところから始めたのです。
歩数は外を歩くことを限定としたら天気が悪い日は歩かなくていい、という抜け道を探しそうだったので、外を歩けない場合、家の中でその場ウォーキングをして歩数を稼ぐなとしました。
慣れてからは、少しだけ踏み台昇降や軽い筋トレも取り入れられるようになり、「運動=しんどいもの」というイメージが少しずつ減っていきました。
ウォーキングは体一つでできるので、続けられる運動としては私に合っていたようです。
88kgから10kg痩せて感じた体と心の変化は?

10kg痩せたことで、階段の上り下りが楽になったり、朝のだるさが減ったりと、日常の小さな動きが軽く感じられるようになりました。
体が変わると気持ちにも余裕が生まれ、「続ければちゃんと変われるんだ」と実感できました。
もちろん、10kg減らすまでには停滞期もあり、体重が落ちなくてメンタルがえぐられた日もあります。「こんなことして意味あるのかな……」と思う瞬間もありました。
それでも、不妊治療の過程で体重を減らすことで少しでも妊娠率が上がるなら、と自分を奮い立たせて続けています。
大きな変化よりも、こうした“毎日の生きやすさ”が少しずつ積み重なったことが、ダイエットと不妊治療を続ける力になりました。
現在の不妊治療計画(2025年)
現在取り組んでいる不妊治療の流れを、分かりやすく整理しました。
いまの段階で行っている治療内容や、次に考えているステップについて簡単に紹介します。
タイミング法を継続中
焦る気持ちがないと言えば嘘になりますが、いまは医師と相談しながらタイミング法を続けています。
生理が来るたび落ち込むこともありますが、落ち込みっぱなしではなくメンタルを整えることも意識しています。
気持ちの波に揺れながら、一歩ずつ進んでは戻っているような感覚です。
「今できる最善のことを積み重ねる」という気持ちで、自分の体と向き合いながら取り組んでいます。
デュファストン・レトロゾールの処方あり
私の場合、排卵をサポートしたり黄体機能を整えるために、デュファストンやレトロゾールを処方されています。
薬の影響で体調が変わることもあり、イライラしたり、旦那に八つ当たりしたり、泣いたりする日も多いです。
特にデュファストンは黄体ホルモンの薬だからか、体重が全然減らず、それがまた落ち込む原因になることもあります。
薬の詳しい作用や副作用については、別の記事でわかりやすくまとめる予定です。
治療薬も妊娠へ向けて必要なステップのひとつだと感じています。
次のステップアップについて
もし今周期が難しければ、医師と相談して次の段階に進む可能性があります。
治療が進むことへの不安はありますが、それも前に進むための選択だと受け止めています。
悲しくてイライラしたり、泣いてしまう日もありますが、それでも焦らず、諦めず、できる限りを続けていきたいと思っています。
36歳の不妊治療もダイエットも「小さな一歩」から始まった
正直、まだタイミング法しか試していませんが、それでも十分しんどいなと感じる日があります。
結果が出ないと人をねたんでしまうこともあるし、「みんなも頑張っている」と頭では分かっていても、私の辛さは私にしか分からないと思う瞬間もあります。
だからこそ、同じように悩んでいる人も、きっと自分の中だけで抱えている痛みがあるんだと思います。表には見えなくても、心の中ではたくさんの葛藤と向き合っているはずです。
そんな中でも、少しでも私の経験や気持ちが誰かの「一緒に悩んでくれている」「私だけじゃないんだ」と思えるきっかけになれたら嬉しいです。
悩みは消えなくても、誰かと共有することでほんの少し軽くなることもあるはず!
ダイエット、挫折しそうになりそうな日ももちろんあります(笑)
でも不安や焦りがあっても、今日できた小さな一歩が、未来の自分を少しずつ変えていくと信じています!
おわりに
今回の記事では、不妊治療の初診で医師に言われた言葉をきっかけに、私が取り組んだ10kgダイエットについてまとめました。
- 肥満が不妊治療に与えるリスクを知ったこと
- 毎日体重を計る・カロリー管理・歩くの3つを続けて痩せた
- 10kg痩せたことで体や気持ちが少しずつ変わったこと
- 治療とダイエットを並行する中で感じた不安や揺れ
どれも大きなことではありませんが、小さな積み重ねが確かな変化につながりました。
この記事が、同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

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